読売新聞の記事によると
IT先進国のスウェーデンでデジタル教材からアナログ教材へ大きく舵を切ったということです
学習用端末の一人一台配備や教科書を含めデジタル化を進めた結果
学習への悪影響が出てきたため、紙の教科書や手書きを重視する「脱デジタル化」へ再び移行しているとのこと
では、デジタル教材でどんな悪影響が出てきているのか?
子ども達の集中力が続かない
考えが深まらない
長文の読み書きが出来ない
こういった声が上がってきました
実は、このようなことは日本の教育現場でも言われていることなんです
紙の教科書の方が学力が上がる
生徒が自分で紙に書いた方が覚える
日本の教育現場で最近上がってきている声が
すでにスウェーデンでは問題になり、脱デジタル化に大幅へと舵を切りだしている
要はデジタル機器も使い様だと思うのですが
紙の本を読むことや自分の手を動かして書くことは
学びの基本であることが再認識されています
日本では一旦舵を切ると、その変更には膨大な時間がかかります
脱デジタルというような話題がでるのはまだまだ先でしょう
ただ、日本も紙や手書きに戻すべきだという話では無く
良い物であれば、デジタルでもアナログでも使っていけば良いんです
映像などで見た方が早いものはデジタルで直感的にわかるようにして
じっくり取り組む必要がある者は紙媒体で時間をかけて学ぶ
私自身が感じるのは、本を読むのは紙の方が圧倒的に楽だなと
前のページを瞬時に開いたり、複数のページを行ったり来たり
また、デジタルブックより内容が頭に残っている気がします
塾でも、教科書や辞書など紙媒体とタブレットなどデジタル機器の両方を子ども達は使っています
両方のメリット・デメリットを自分で判断して使える子
これからは、そういうスキルが必要なんだと思います